そもそも、カルビとは韓国語で『あばら骨』の意味。なので本来、骨付のお腹周りの脂と赤身が交互に重なるバラ肉の事をいうらしい。
しかし日本において、カルビは部位ではなく焼肉屋さんのメニュー。
なのでどの部位を使って『カルビ』としようがお店の自由!実際リブロース等を『特上カルビ』として出すお店もあるように、要は脂の乗ったサシのイメージ。
対して『ロース』。
これも焼肉屋さん定番メニューだが、カルビとは逆に『赤身肉』を想像させる。
本来ロースといえばリブロースやサーロイン等の背肉の事で、ローストに適しているという事からついた『部位』の名称である。
そこで10年程前に問題が起きた。『ロース』と表記して、赤身の『モモ肉やランプ肉』を提供しクレームがついた。『ロースでは無いと』
これを受け、消費者庁は2010年10月7日、焼肉業界団体に対しメニューにある「ロース」表記の見直しを求めたのだ。
よって『ロースには厳しいが、カルビには甘い』という、可笑しな状況になっている。
いずれ焼肉屋さんに『ロース』とは別に『アカミ』というメニュー出来るかも❗️
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